2020年東京五輪の聖火ランナーを撮影OK?
2月28日に発表されたニュースの中で、今夏に予定されている2020年東京五輪・パラリンピックに向けた国内聖火リレーについて、重大な発表がありましたね。
国内聖火リレーは3月26日からスタートする予定ですが、一般の人が沿道で撮影した動画や画像をSNSなどへ投稿することを禁止する方針が示されました。
2020年東京五輪の聖火ランナーを撮影OK? |
インターネットが生んだ弊害です
IOC国際オリンピック委員会のルールで、聖火リレーの映像を放送する権利を持つ、テレビ局の権利を保護することが目的だそうです。
五輪本番で観客が撮影したオリンピック競技の画像や動画をSNSなどで公開してはならないとは聞きましたが、まさか聖火ランナーが走る様子もアウトだとは・・・
これはインターネットが生み出した弊害と言えるのでしょうね。時代に逆行しているという批判もあるようですけど。他人の著作物でお金儲けする人がいるから「アカン」のです!
大会チケットも手に入れることが難しいようですね。ワタシも、せめて聖火ランナーの姿だけでも目に焼き付けようと楽しみにしていたのに・・・ごめんなさい、ウソをつきました。
聖火ランナーたちは何を思うのか
いやその前に、新型コロナウイルスの影響が不安だから観覧を自粛してくださいと誰かが言っていましたよ。そもそも、無事に東京でオリンピックを開催できるのでしょうか?
可哀そうなのはランナーのみなさんでしょうね。撮影用に、ニッコニコの笑顔を要求されて走らされるのでしょうか?沿道に誰もいないのに。彼らは今頃、作り笑いをする練習をしているのかも知れません。
そんな・・・意地悪なことを言ってはいけませんよ、奥さん。彼らはこの一大イベントを成功させるための犠牲に・・・いや人柱に・・・いえいえ踏み台になってくれるんですよ。
だったらせめて、沿道で彼らの雄姿を見届けてあげてくださいよ。ただし撮影はしない方が身のためだとワタシは思います。
聖火リレーは見るだけにしましょう
現在日本でも警戒中の新型コロナウイルス、これに関連していさかいが起きていますから。地下鉄に乗車中の男性が咳をして、マスクをしていなかったというだけで発狂し、電車を緊急停車させた若者がいたそうですね。
咳をしているのにマスクをしない、それは日本ではエチケット違反とみなされるかも知れませんけど、電車を緊急停車?それこそ他の乗客らへの大迷惑です。
そういう人が聖火ランナーを見に来ていたら?撮影している人を見つけただけで、走っているランナーを無理やり止める暴挙に走るのでしょうか?
今ワタシ、上手いことを言いましたね。「走っているランナーを止める暴挙に走る」ですって。いや、この場合、「暴挙に出る」が正しいのでしょうか?まあどっちでも良いコトですね・・・
聖火リレーだって一生に一度ですよ
数日前にIOC委員の方が重大な発言をしていましたよ。5月末までに新型コロナの感染が収束していない場合には、五輪開催の延期や他国での代替開催ではなく、「中止」となるだろうと発言されました。
この発言を受けた日本の橋本五輪相は「公式の発表ではない」と否定しました。もしも代替開催や中止となってしまったら、聖火ランナーたちは一体何のために日本で走ったのか分からなくなりそうですよね。
彼らが走った記録は、ひょっとしたらプレミアが付くお宝になるのでしょうか?これはもう会社や学校を休んででも撮影に、いや、聖火ランナーたちを応援しに行かないと!
ところで今年の箱根駅伝で話題となった「厚底シューズ」。聖火ランナーの皆さんもアレを履いて走るのでしょうか?気になるところですけどワタシには関係ないことです。広告スポンサー用に書いただけです、失礼しました。
とにかくランナーとして走る方々にとっても、一生に一度の貴重な体験となるかも知れないのですから。五輪チケットを買えない人たちが、唯一五輪の雰囲気を体感できるのが聖火リレーなのかも知れないんです。ガンバレ!聖火ランナー!
アッ、でも五輪の主役はあくまでも代表選手たちですから、無事に大会が開かれることを信じて、そちらも応援してくださいね。
ではまた。
note: 私はこの記事でVecteezyの画像素材を使わせてもらいました。