筋トレは自己啓発にもなる

2020/02/10

自己啓発

筋トレは自己啓発にもなる


ワタシには、もう数十年間続けている習慣があります。それは筋トレです。

身体を鍛えることに興味を持ったのは、中学生の頃にラグビーと出会ったことがきっかけでした。部活動で練習の一貫として必ず「腕立て伏せ」と「腹筋・背筋運動」「ヒンズースクワット」、それに「首周りの強化」が課せられました。

ラグビー部へ入部する以前のワタシの体は、結構ぷよぷよしていました。だって、筋トレなんてやったこと無かったのですから。


筋トレは自己啓発にもなる
筋トレは自己啓発にもなる

筋トレにのめりこんでいったワタシ

中学生のレベルは日本代表クラスとは比べ物にならないとはいえ、運動強度自体は同じです。ボールを追いかけて走り続け、ぶつかって倒されてすぐ立ち上がって、相手をタックルしてという具合に。

試合中に身体から出る汗の量は、試合後に汗まみれだったユニフォームが乾いたときに、汗に含まれる塩分のせいで真っ白になるほどです。おかげでぷよぷよしていたはずのワタシの身体は、いつしか筋張った筋肉が浮かび上がるまでになりました。

筋肉がみるみる変化して形を変えていく、それが楽しかったのです。同じ頃、それまでもずっとテレビで見ていたワールドプロレスリングにも、筋骨隆々の肉体を誇るプロレスラーが増えていきました。

ワタシのイチオシは「爆弾小僧 ダイナマイトキッド」でした。ギリシャ彫刻のように色白で、筋肉の見事さに惚れ惚れして見ていましたよ。ファイトスタイルも負けず嫌いな面が出ていて、本当にカッコ良かった。

ハリウッド映画界では、シルベスタースタローンさんが注目を集めていました。「ロッキー3」や「ランボー」では映画のストーリーよりもスタローンの筋肉の形ばかり見ていたのを覚えています。

「オトコの身体は鍛えると、筋肉がこのように変化する」

裸になって筋肉を人に見せびらかしたかったのではないですけど、憧れだったダイナマイト・キッドやシルベスター・スタローンの形に自分も近付いていくようで、そこに喜びを感じていました。

腹筋の筋トレで腰痛が解消されて

一方で、ワタシは腰痛に悩まされました。上半身の筋トレばかりに力を入れて、全身をまんべんなく鍛えるという意識を持っていなかったせいかも知れません。

立った状態でズボンや靴下を履く、たったそれだけのことで「グキッ」となったり、床に落とした物を片足を踏み出して拾おうとしただけで「ギクッ」となる。

どうやら筋肉のバランスが悪いことが原因らしいと分かっても、「腹筋・背筋」だってバランスを考慮して筋トレしているはずなのに、腰を痛めることがクセになっていたのです。

それが、あることを始めて以来一度もギックリ腰にならなくなりました。あることとは「下腹部を鍛える腹筋運動」です。

一般的な腹筋運動というと、床に仰向けに寝て膝を曲げ、上体をリフトする運動のことと思われていますが、ワタシが取り入れたのはその変化形です。床に仰向けになってする腹筋運動では、ワタシのばあい腰と床の接する部分の皮が擦りむけてしまうことがよくありました。

これを解消する良い方法はないものかと自動車の中で考えていた時に、「そうだ、車のシートを倒してここで腹筋運動しよう」と思い付いたのです。

手を頭の後ろに組むやり方では周囲の通行人たちに奇異な目で見られそうなので、腕は体の前で組みます。腹筋への負荷は落ちますが、代わりに足はどこへも引っ掛けたりせず反動も付けず、なるべく腹筋の力だけで上体をリフトします。

ワタシはこれを週一日、300回やるようにしています。

筋トレ効果が現れてくると腹筋が変形してくるので分かるのですが、上腹部よりも下腹部の筋肉が盛り上がってクッキリしてきます。同時に側腹部にも変化が出てきます。

それによって、ズレ易くなっていたであろうワタシの骨盤は筋肉でしっかりと固定されるようになり、この腹筋を始めてから一度もぎっくり腰を発症していません。

筋トレでアンチエイジング対策も

ワタシが筋トレをする目的も以前とはかなり変化しました。やみくもに筋肉を鍛えても、使わないと固くなってしまうことを知ったからです。筋肉がこわばると同時に動きも固くなることはイメージできるでしょう。

フツーの生活をするだけなのに、ベンチプレスで200キロ持ち上げる筋肉を身に着けても使い道がありませんし、盛り上がった大胸筋が邪魔をして背中を掻くのも一苦労です。

ワタシは見栄えを重視していた従来の考え方を捨てて、実用性重視の筋トレにシフトしました。筋トレの時にしか使わない筋肉を大きくすることよりも、「ケガをしない」「カッコ良く動く」ための筋肉を鍛える。

現在は世界中で筋トレブームのようですが、「見栄え重視」でも「実用性重視」でも、頑張った成果が反映されやすく自分の中に自信も芽生えさせてくれる筋トレって素敵ですよ。

ちなみに、鉄棒運動の「逆上がり」が出来ないお子さんは、腹筋を鍛えることで逆上がりなんか楽々出来るようになるので、ぜひ取り組んでみてください。

高齢になってからでも筋トレの効果は実感できますよ。高齢になると瞬発力を司る「速筋」は鍛えられなくなりますけど、持久力を司る「遅筋」は鍛えることが出来るのです。

歳を取れば誰でも体力が低下していくものですが、筋トレを続けることで体力が衰えるペースを緩やかにすることは可能です。

アンチエイジング対策に、筋トレをぜひオススメします。

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日本で生まれ育った地球人です。I am a Earthling born and raised in Japan.

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