正直なスーパーを探そう!
ネットニュースで「安全なスーパー」と「危ないスーパー」の見分け方という記事をワタシは見つけました。
一瞬、「なぜこの時期にこんな情報を取り上げるのだろうか?」と疑問に思ったのですが、今の時期だからこそ知っておくべき情報だったのです!!
専門家が指南 「危ないスーパー」「安全なスーパー」の見分け方
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/専門家が指南-「危ないスーパー」「安全なスーパー」の見分け方/ar-BB10BMUT
専門家が指南 「危ないスーパー」「安全なスーパー」の見分け方
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/専門家が指南-「危ないスーパー」「安全なスーパー」の見分け方/ar-BB10BMUT
正直なスーパーを探せ! |
消費者は過去の不祥事を忘れない
いつだったか具体的な時期は忘れましたけれど、食品業界は過去に何度も「偽装事件」を起こしてきた歴史があるのです。
- 産地や食肉部位などを偽って表示する産地偽装
- 原材料を偽る原材料偽装
- 消費期限および賞味期限をごまかす期限偽装
大きく報道された事件だけでも日本国内で数十件、実際にはもっと多くの偽装工作があっても不思議ではありませんよね。
近頃はそうしたニュースを聞かなくなりました。食品業界はきっと生まれ変わってくれたのだと信じたいところですが、本当に大丈夫なんでしょうか。
新型コロナがパニックを引き起こしている
現在も日本社会は新型コロナウイルスの影響下にあります。外国人観光客が激減し、企業活動も滞っています。飛ぶように売れているのは医療用マスクとトイレットペーパー、消毒グッズの類ですね。
そんな中でもワタシたちは生きるための食を欠かすことは出来ないわけですが、食品についても買い占めが起きているようです。よく売れるのは「日持ちする食品」なのだとか。
そうなると、逆に「日持ちしない食品」が通常よりも売れにくくなるのはご理解いただけるでしょう。つまり消費期限の短い食品の行方に、ワタシたち消費者は目を光らせなければいけない時にあるのです。
この際、産地を偽装したり、少しくらいなら原材料に相似があっても・・・いや、やっぱり許されませんよね、絶対に!でも一番目を光らせないといけないのは、やはり「消費期限・賞味期限」の偽装についてでしょう。
食品販売業や外食産業も他の企業同様に、今回の新型コロナウイルスのせいで売り上げ減という被害に遭い、悲鳴を上げているのは分かります。日本政府は新型肺炎の影響による経済的損失の補償をすると申しておりました。
けれど、日本国内のすべての産業が今回の新型肺炎の影響を避けられない状況にある中で、「経済的損失の補償」は大方、大企業だけなのではないでしょうか?
ビジネスは信用で成り立っている
そうなるとやっぱり消費者自身が食品業界に目を光らせ、正しい知識を持って自衛する必要があるのです。今回の騒動が食品業界にとっても死活問題なのは理解できますけど、「偽装」はダメ、ゼッタイ。
日本政府による突然の「休校要請」を受けて、日本中の学校が予定よりも早く修了式を終えた影響で、とある給食センターの発注済み食材が5000万円分もあるとして、責任者の方が泣いていましたね。
でもこの業者さん、それら発注済みだった食材を一般向けに通常の半値で販売したところ、一日分がわずか15分で完売したそうです。
売れ残りを偽装してでも利益を確保しようと企んでいる業者やお店があったなら、思い止まってください。
利益が減少したとしても正直に「わけあり過ぎ品」とか「消費期限まで秒読みレッドゾーン(長い!)」というシールを貼ってでも、廃棄せずに売り切ってほしいと心からお願いします。
一度信用を失ったら、お客さんは二度と戻って来なくなりますからね。そうしたら食材どころかお店を廃棄処分することになりますよ、店長さん!
最後に、ワタシが読んだ記事に書かれていた「危ない」スーパーの見分け方について書いておきましょう。
こんなスーパーはイカン!!
こんなスーパーはイカン!! |
そのままでは盗用になるといけないので、「胡散臭いスーパーの見分け方」と偽装しておきますね。
まずは店内が不潔な店はダメです。バックヤードと売り場の間にある出入口周辺のマットや床が汚れていないかをチェックしましょう。
そもそも不潔な店に食品の販売が許可されているのかは疑問ですが・・・とにかく不衛生なのはアウト。
二つ目はインスタントラーメン売り場に何やら乾麺の破片が落ちていることがあるそうです。その正体はネズミやゴキブリがかじった食べかすなのだとか。インスタントラーメンの袋にゴキブリ・・・時々います?
さすがにゴキブリは入っていないでしょうけど、あずき豆みたいな黒い物体が入っていたら・・・麺と一緒に茹でてはいけません。それ、ゴキブリの卵ですからね。
三つ目は店員さんのチェックです。もしも何か後ろめたい隠し事をしていたら、その店員さんはあなたと目を合わせないでしょう。いかにも怪しいですよ、奥さん!
未包装の食品を扱うお店の場合には、店員さんが帽子やマスクをきちんと装着しているかを要チェーック!鼻の中には黄色ブドウ球菌という細菌がいっぱいいるのです。
2000年に起きた雪印食品の大規模食中毒事件はこの毒素が原因だったそうですね。店員さんがマスクを着けている理由は、鼻毛を隠すためじゃ・・・無かったのです。
最後に陳列の仕方もチェックしましょう。牛乳パックなどの日付表示が正面を向いているでしょうか?日付が見えないように陳列していたり、手に取って見ようとしたら店員が妨害するような店はダメです!
いかがでしたでしょうか?消費者も安全な食品、安全なスーパーを見極めるスキルを磨いて、しっかりと自衛しましょうね。
ただし個人的な意見を言わせていただくと、それが意図的でないなら賞味期限が一日程度切れていたとしても、消費者にはそれを「許す度量」を持ってほしいです。せめてこんな時くらいは・・・ですけどね。